ご挨拶
「屋根雨漏りのお医者さん」は、全国の住まいを守る専門家集団として活動しています。弊社は創業以来一貫して「屋根修理の技術は未来に残す日本の宝」という理念を掲げ、雨漏りの原因究明から修理・予防までを徹底して行ってまいりました。
突然の雨漏りは住まいの寿命を縮め、生活を脅かす深刻な問題となります。木造住宅において雨漏りが発生すると、構造材である柱や梁に水分が浸透し、木材の腐朽が進行します。この腐朽により建物の耐震性能が著しく低下し、地震時の倒壊リスクが高まります。また、湿度の上昇によりカビやダニが繁殖し、居住者の健康に深刻な影響を与えることもあります。
雨漏りの経済的影響も無視できません。初期段階での適切な修理であれば比較的少額の費用で済みますが、放置することで被害が拡大し、大規模な改修工事や建て替えが必要となる場合があります。このような状況を避けるためにも、早期の発見と適切な修理が重要となります。
しかし正しい技術と知識を持った職人による修理は、単なる応急処置ではありません。それは未来の安心をつくる投資となります。適切な診断に基づいた根本的な修理により、長期間にわたって建物を雨水から守り、住環境の質を維持することが可能となります。また、定期的なメンテナンスと組み合わせることで、建物全体の寿命を延ばし、資産価値の保全にも貢献します。
弊社の技術者は、このような雨漏り修理の重要性を深く理解し、一件一件の現場に真摯に向き合っています。単に雨水の侵入を止めるだけでなく、建物全体の構造や将来的なリスクも考慮した総合的な修理を提供することで、お客様の長期的な安心を実現しています。
日本各地の担当者とともに
弊社が特に大切にしているのは「日本各地の担当者の技術を守る」ことです。
北海道では厳しい寒さと大量の積雪による雪害が屋根に深刻な影響を与えます。積雪荷重により屋根材が変形・破損したり、凍害により瓦にひび割れが発生したりします。また、雪解け水の処理能力を超えた場合の雨漏りや、氷柱形成による雨樋の破損も頻繁に発生します。これらの問題に対応するため、北海道の担当者は積雪地特有の構造補強技術や凍結防止対策に精通しています。
東北地方でも寒冷な気候による影響が大きく、特に日本海側では湿った雪による屋根への負荷が問題となります。この地域の担当者は、雪下ろし作業による屋根材への影響を最小限に抑える技術や、融雪装置の適切な設置方法などの専門知識を有しています。
関東地方では夏から秋にかけての台風による強風被害が主要な課題となります。瞬間風速50メートルを超える暴風により、瓦やスレートが飛散したり、雨樋が破損したりする事例が多発します。関東地方の担当者は、台風に対する予防的な補強技術や、被害発生後の迅速な応急処置技術に長けています。
西日本から九州にかけては梅雨前線の停滞や台風による集中豪雨への対応が重要となります。短時間に大量の雨水が屋根に流入することで、通常の排水能力を超えた雨漏りが発生します。この地域の担当者は、大容量排水システムの設計・施工や、豪雨時の横殴りの雨に対応する特殊な防水技術を習得しています。また、九州地方の沿岸部では海水由来の塩害による金属部材の腐食も課題となるため、耐塩害性能の高い材料の選定と施工技術も重要となります。
地域ごとに屋根の傷み方やリスクは大きく異なります。その土地で活動するベテランの担当者は、長年の経験を通じて地域の気候と屋根材の特性を深く理解した地域密着型の職人であり、まさに宝ともいえる存在です。彼らは単に修理技術に優れているだけでなく、地域の文化や建築様式についても深い知識を持っています。
例えば、京都のベテラン担当者は伝統的な和瓦の特殊な施工技術に精通しており、歴史的建造物の修復にも対応できます。一方、都市部のベテラン担当者は高層建築物の屋根工事や、限られたスペースでの作業に適応した技術を有しています。
弊社はこうしたベテラン担当者の知識と技術を全国規模で結集し、技術の標準化と継承を進めています。各地域の優秀なベテラン職人が持つ固有の技術や経験を詳細に記録・分析し、全国の担当者が共有できる技術データベースを構築しています。このデータベースには、地域別の気候特性、使用材料の選定基準、施工手順の詳細、過去の修理実績などが体系的に整理されています。
ベテラン担当者一人ひとりの経験が体系化されることで、日本中どこでも同じ品質の屋根修理を提供できる体制を整えています。新人の担当者は、このデータベースとベテラン職人の指導により、短期間で高度な技術を習得することが可能となります。また、地域間での技術交流も活発に行われ、各地域の特殊技術が全国に普及する仕組みも構築されています。
技術へのこだわり
弊社では最新技術と伝統的職人技術の融合により、他社では実現できない高精度な屋根診断と修理を提供しています。
ドローンによる屋根全体の高精度調査では、4K解像度での動画撮影機能と赤外線サーモグラフィー機能を搭載した業務用ドローンを使用しています。従来の目視調査では発見が困難な微細な損傷も確実に検出することができます。ドローンによる調査では、まず屋根全体の外観撮影を行い、瓦のズレ、ひび割れ、欠損などの可視的損傷を詳細に記録します。次に、赤外線カメラにより表面温度分布を測定し、雨水侵入により湿潤状態となった部分を特定します。この手法により、雨漏り原因の特定精度が大幅に向上しています。
散水調査と組み合わせて雨水の侵入口を特定する技術では、実際の降雨状況を再現するため、時間雨量を段階的に調整し、雨水の侵入経路を詳細に観察します。この散水試験により、従来では解明困難だった複雑な雨水侵入経路も正確に把握することが可能となっています。
地域の気候に合わせた修理法と資材選定では、各地域の気候条件を詳細に分析し、最適化された技術アプローチを開発しています。寒冷地では積雪荷重に対応した構造補強技術、凍結防止システムの導入、寒冷地仕様の防水材料の選定を行います。台風地域では風速60メートル相当の風圧に耐える屋根材固定技術を採用し、従来のステンレス釘に代わりスクリュー形状の特殊ビスを使用することで引き抜き強度を向上させています。豪雨地域では大容量排水システムの設計・施工により、雨樋の断面積拡大と集水桝の容量増強を行い、時間雨量120mm相当の豪雨にも対応可能な排水性能を実現しています。
熟練職人による施工と全国共通の品質基準では、独自の技術認定制度を運用しています。この制度は入門級から最上級まで5段階のレベルに分かれており、各レベルで必要な技術要件と知識要件を明確に定義しています。全国どの拠点でも一定水準以上の技術品質を保証できる体制を構築し、多段階検査システムにより施工前・施工中・施工後の3段階で総合的な品質管理を実施しています。
修理後も定期点検と長期保証で安心を継続する体制では、修理工事に対して業界最長レベルの10年間保証を標準としています。保証期間中は年1回の定期点検を無料で実施し、小規模な補修や清掃も保証対象として提供しています。これにより顧客の長期的な安心を確保するとともに、建物の寿命延長にも貢献しています。
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