屋根修理後に必ずやるべき確認チェック【引き渡し時】

屋根修理が終わったあと、多くの方が次のような不安を抱きます。

  • 見えないから、ちゃんと直っているか分からない
  • 業者に「完了です」と言われたけど確認方法が分からない
  • 後から不具合が出たらどうしよう

結論から言うと、屋根修理は「引き渡し時の確認」で成否の8割が決まります
このタイミングでしっかり確認を行うことで、施工ミスや後々のトラブルを防ぐことができます。

この記事では、施主側でも必ず確認できる屋根修理後のチェックポイントを、工程別・書類別に完全整理して解説します。


なぜ「引き渡し確認」が重要なのか

屋根修理には、次のような特性があります。

  • 工事中の様子が見えない
    屋根の上で行われる作業は、施主が直接確認することが難しいです。
  • 完了後は簡単に触れない
    屋根は高所にあり、修理後に自分で点検することができません。

つまり、**引き渡し時が「唯一の確認チャンス」**です。このタイミングで確認を怠ると、以下のような問題が発生する可能性があります。

  • 施工不良に気づけない
  • 保証対象外になる
  • 再発時に説明が食い違う

引き渡し確認は、自分の家を守るための最後の工程です。


引き渡し時チェック① 工事内容の最終説明を受けたか

まず最初に確認すべきは、「何をどう直したか」を説明してもらったかです。

必須確認事項

  • 修理した部位
    どの箇所を修理したのか、具体的に説明を受けます。
  • 修理しなかった部位
    修理対象外の箇所についても確認し、理由を聞きます。
  • 工法(交換・補修・固定方法)
    どのような方法で修理を行ったのかを説明してもらいます。

👉 「全部直しました」「問題ありません」だけの説明はNGです。具体的な内容を確認しましょう。


引き渡し時チェック② 写真で施工内容を確認したか

屋根に登らなくても、写真での確認は必須です。

写真で見るべきポイント

  • 工事前 → 工事後の比較
    修理前と修理後の状態を比較できる写真を確認します。
  • 修理箇所の位置関係が分かる写真
    全体像が分かる写真と、修理箇所のアップ写真の両方を確認します。
  • アップだけでなく引きの写真
    近距離の写真だけでなく、全体を写した写真も重要です。

要注意ポイント

  • 工事後写真がない
    写真がない場合、施工内容を確認できません。
  • どこを写しているか説明できない
    写真の説明が不十分な場合、施工管理が甘い可能性があります。

👉 写真説明ができない=施工管理が甘い可能性があるため、注意が必要です。


引き渡し時チェック③ 「見えない部分」の説明があったか

屋根修理で最も重要なのは、**屋根材の下(防水紙・下地)**です。

確認すべき質問

  • 防水紙は触りましたか?
    防水紙の状態を確認したかどうかを聞きます。
  • 野地板に問題はありませんでしたか?
    屋根の下地である野地板の状態について説明を受けます。
  • 問題があった場合、どう対応しましたか?
    問題があった場合の対応内容を確認します。

👉 触っていない場合は「なぜ不要だったか」の説明が必要です。


引き渡し時チェック④ 雨漏り再発の可能性について説明があったか

誠実な業者ほど、「100%再発しません」とは言いません

確認すべき内容

  • 再発リスクがある箇所
    修理箇所以外でリスクが残っている箇所について説明を受けます。
  • 今後注意すべき点
    日常生活で気をつけるべきポイントを確認します。
  • 定期点検の目安
    次回の点検時期についてアドバイスを受けます。

👉 リスク説明がない場合、再発時のトラブルになりやすいです。


引き渡し時チェック⑤ 保証内容を書面で受け取ったか

保証内容は、必ず書面で受け取る必要があります。

必須書類

  • 保証書
  • 保証内容の説明書

確認ポイント

  • 保証期間
    保証が何年有効かを確認します。
  • 保証対象範囲
    どの部分が保証対象になるのかを確認します。
  • 免責条件
    保証が適用されない条件についても確認します。
  • 再発時の連絡先
    トラブルが発生した場合の連絡先を確認します。

👉 口頭保証は無効と考えてください。必ず書面で確認しましょう。


引き渡し時チェック⑥ 見積どおりの金額か

工事費用が見積どおりかどうかを確認します。

確認すべき点

  • 追加工事の有無
    追加工事が発生した場合、その内容と費用を確認します。
  • 追加費用がある場合の説明
    なぜ追加費用が発生したのか、理由を聞きます。
  • 見積との差額理由
    見積金額と最終請求金額の差額について説明を受けます。

👉 「いつの間にか増えている」は要注意です。


引き渡し時チェック⑦ 周辺被害・原状回復の確認

屋根修理では、屋根以外にも影響が出ることがあります。

チェック箇所

  • 雨樋のズレ・割れ
    修理中に雨樋がズレたり割れたりしていないか確認します。
  • 外壁の汚れ
    工事中に外壁が汚れていないか確認します。
  • 植木・カーポート
    庭やカーポートに損傷がないか確認します。
  • ベランダ・窓周り
    窓やベランダ周辺に汚れや損傷がないか確認します。

👉 気づいた点はその場で必ず伝えるのが鉄則です。


引き渡し後すぐにやるべきこと

① 書類をまとめて保管

  • 見積書
  • 契約書
  • 保証書
  • 写真データ

👉 将来の売却や保険申請にも役立ちます


② 次の雨の日に様子を見る

  • 天井シミ
  • 雨音
  • 異臭

👉 早期発見が再発防止につながります


引き渡し確認をしないと起きやすい失敗

  • 施工ミスを見逃す
  • 保証が使えない
  • 再発時に「聞いていない」となる

引き渡し確認は、自分の家を守る最後の工程です。


屋根雨漏りのお医者さんの引き渡し基準

当社では、以下の対応を標準としています。

  • 工事前後写真の提示
  • 修理箇所・未修理箇所の説明
  • 保証内容の書面説明
  • 再発リスクの共有
  • 質問時間を必ず確保

👉 **「分からないまま終わらせない」**これが引き渡しの基本です。


まとめ|引き渡し確認は“点検ではなく防御”

  • 屋根修理は見えない工事
  • 引き渡し時が最大の確認ポイント
  • 写真・書面・説明が3点セット
  • その場で確認・質問が重要

屋根修理を**「本当に安心できる工事」にするかどうか**は、引き渡し時の確認で決まります。

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